京都 第三期 プロフェッショナルコース卒業
認定店 『Anneの絵本部屋』
高田史織さん
- 現在どんな絵本に関する活動をしていますか?
今は全く別の仕事をしており、副業としてすぐに絵本屋を開業することは難しい状況ですが、そのなかでも出来そうな活動を見つけて、少しずつ挑戦しています。
現職は副業NGという制限がありますが、今の時期を、絵本屋開業のための準備期間と捉えて、すべて無償で活動しています。
将来的には今の仕事を離れて、絵本屋として正式に開業することを志しています。
・おはなし会の開催…私自身がお世話になった助産師さんが主催されている子育てイベントに呼んでいただき、絵本についてお話させてもらいました。
・大人向けの絵本イベントの開催…きんだあらんど卒業生の仲間に協力する形で、“大人にも名作絵本を”というコンセプトのイベント≪大人のための心ととのう絵本の時間≫を定期開催しています(2026年8月までに3回開催)。
・モニター企画として選書サービスを実施(限定5名で募集)…将来、自分がやってみたいと考えている絵本屋のサービスを試してみて、その反応を確かめたいという思いで挑戦しました。
・ポッドキャストでの絵本紹介…「何となく面白そう…!やってみようかな?!」という半ば思いつきで、≪絵本とゆるり暦暮らし≫というラジオ番組風の配信を始めました。二十四節気の暦に合わせた過ごし方と、そこから思い浮かんだ絵本を自由にご紹介しています。約2週間に一度巡ってくる暦の頻度に少しアップアップしていますが(笑)、自分の声だけで絵本を紹介する面白さや難しさを味わいながら、楽しんで配信しています。
・Instagramでの発信…絵本の紹介や、絵本や子育てについての自分の考えなどを発信しています。<ehonbeya_anne>
- 絵本屋さん養成講座を受けたきっかけ
これまで、絵本や子どもには全く関係のない仕事をしてきました。ただ、自分が子どもの頃に、母から良い絵本をたくさん読んでもらった経験が基になっているのか、絵本にはずっと関心がありました。社会に出てから、ある大人向けの絵本カフェを訪れたことをきっかけに、自分の心の中に絵本がしっかりと根付いていることに改めて気つき、「生涯のなかで、何か絵本に関わることをやりたい」という思いが芽生えました。
そこで、絵本について本格的に学べる機会を探していたところ、偶然きんだあらんどさんの養成講座を見つけて、すぐに申込みました。
- 絵本屋さん養成講座を受けて良かったこと
当初は、絵本屋を開業するためのノウハウが中心かと思っていましたが、全くそんなことはなく、もっと根本的な、自分自身の生き方も問われているような、本当に濃い内容の講座でした。
子どもが観ている世界を想像しながら絵本を選び、一緒に読むということは「子どもに敬意を示すこと」であり、それは子どもに限らず、目の前の人に敬意を示すことと根源的に同じ行為であること。そのためには、まずは自分自身の心を満たすことが必要…というような、生きる指針となるお話をたくさん聴かせていただきました。「絵本」を入口にして、こんなにも豊かで奥深い世界に足を踏み入れられたことを、とても嬉しく、有難いと感じています。
- これからどんな活動をしていきたいか
【傾聴】と【選書】をメインとした絵本屋として活動したいです。一対一で、お客さまのお話をじっくりと傾聴し、その方に合った絵本を選んで手渡す、あるいは、遠方の方ならお手紙で丁寧にやりとりをする…そんなオーダーメイドの絵本屋を志しています。それに加えて、子育て層向けのおはなし会や、大人向けの絵本イベントも続けていきたいです。
大人にも子どもにも、名作絵本をとおして「安心」と「共感」を届けたい、そんな想いをもって活動していきたいです。
- これから講座参加を考えられている人へのメッセージ
「面白そう」「やってみたい」という自分の興味を信じて行動してみると、思いがけない気づきやご縁が生まれるかもしれません。
私自身もまだまだ模索中ですが、行動してみること、それを発信してみることの大切さを日々実感しています。すぐに絵本屋を開業できる状況ではないとしても、何かできることはあるはずですし、すぐに誰かの役に立たなくても、必ず自分自身の糧になると思います。
この講座を入口に、「生涯をとおして、さまざまな角度から学びつづけたい」と思えることに出会えました。これからも、どんどんご縁が広がっていくことがとても楽しみです。
2026年8月
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