絵本屋さん養成講座 受講生の声をご紹介します!
全文は以下をごらんください。
01
【感想文】
受講する前と後では、絵本の見方がガラッと変わった自分がいます。
基礎となる知識と同時に、誰かの好きな絵本は否定しないこと、お母さんと子どもを励ますことなど、大切なことをたくさん教わりました。
そして気づけば、定期ミーティングなど、先生や先輩方やお仲間とのコミュニティができていて、環境は整った!という感じです。笑
あとは自分次第ですね…!利他の精神とワクワクする心を忘れずに、頑張ってみます。
02
【感想文】
全9回に渡る講座、ありがとうございました。
学びの時間に幸せだなと感じた事は初めての経験でした。
勝手に自分を制限し、目の前の日々に可能性がある事すら忘れさっていた時でもありました。
講座を受ける中で絵本を通して、〝子ども時代〟という時期をたくさん考えさせられました。自分自身の子どもの頃の記憶や我が子を通して、子どもは何がよろこびなのかを知り、大人にいくつものヒントをくれる存在でもあるのだなと改めさせられました。
絵本が持つ豊かさで、誰かの心をよろこばせれる絵本屋さんになりたいと思いました。
03
【感想文】
幼い頃に読んでもらって以来、私は絵本に全く触れておらず、本にまつわる活動をしたこともありませんでした。「絵本はいいよね」という会話を否定は出来ない、でも肯定する材料も持ち合わせておらず、絵本は自分の暮らしの中ではかなり遠い存在でした。
そんな私にとって、昨年6月の基礎講座からプロ終了までの9ヶ月は、絵本との出会いなおしとなりました。
大人になってから絵本を読んでどれだけ心を動かされるのだろうという思いは見事に覆されました。そのパワーは予想以上でした。蓮岡さんに読んでいただく物語に励まされ、講座の後はいつも心が温かく、決して平和とは言えないこの世界に生きることをも肯定的に捉えることができました。読む前よりも、後の方が自分が豊かになっていると感じられる体験でした。
絵本は価格だけ見ると安いとは言えないかもしれません。でも、食材のように調理しなくても良いし、調理技術も不要です。ゆっくりと子供に読んであげるだけで良い。大人の言葉を長々と重ねずとも、子供の成長に必要なことを、間接体験を通じて楽しく、少しずつ心に重ねてゆくことができる。とても完成度の高い作品だということもわかりました。
自分が伝える側になるにあたっては、この9ヶ月の絵本との新鮮な出会いを通じて得た感動を伝えれば良いのだなと思いました。とはいえ、私にはまだ出会った本の数が少なすぎます。
まずはきんだあらんど選書会用の本をじっくりと読んでみることから始めるつもりです。
豊かな時間をありがとうございました。
04
【感想文】
基礎編からプロフェッショナルコース修了まで全9回ご指導いただきありがとうございました。
また同期の皆様との出会いにも感謝しています。
同じ志を持った方々とのディスカッションは実店舗ならではの良さを実感しました。慣れ親しんだ絵本を考察することは新しい視点に気づいて悩みながら意見をまとめるのは難しかったですが、他の方の意見に納得したり学ばせていただき楽しい時間でした。
今回の学びの確認と質疑応答、全体のまとめの中で、私として一番不安な点=選書の仕方とアドバイスを復習することができました。実際に小規模な店舗やオンラインでオーダーメイドの選書を行っている修了生の方々の情報をSNSなどで毎日拝見していますが、自分にどんな選書ができるのか全くイメージが湧いて来ないので不安でしかありません。
図書館での読み聞かせ当番の時に2~3分ですが「絵本の小話」の時間を作り、学んだことを伝えるようになりました。
地元のブックカフェで行われるワークショップでも主催者が同じ視点を持った方なので赤ちゃん連れのママに名作絵本の重要性を二人で熱く語ると熱心に聞いてくれます。
この様な機会を活用してママたちの反応を見ながらスキルアップし開業のウオーミングアップができたらと考えております。
しばらくは「開店準備中の絵本屋」ですと名乗ることにします。先ずは準備として屋号・ロゴの発注・情報発信のスキルを上げて開店告知など考えることが楽しい日々です。
05
【感想文】
毎度の講座で感じたことは、言葉を知ることは気持ちを知ることに繋がり、気持ちを知れると自分を知ることにもなり、相手を思いやることに繋がるということ。
絵本を読む時間は愛と受け取る時間であり、「私は私のままでいいんだ」と勇気をもらえる時間でもあること。
芽吹くまでに時間がかかったとしても、5〜10分の時間で親子一緒に幸せになれる時間を得られて、その小さな種まきが大きな花が咲いた時には子どもだけだはなく、親も一緒に大きな花を咲かせることができる、そんな嬉しい共有ができるツールであること。
そういう体験を一人でも多くの親子に広めたい、種なるより良い本を出会う場を手渡してあげたいと、回を重ねるごとに強くなりました。
まずは私ができる小さな一歩、絵本を通して最初に手渡したいものを決めるところから始めようと思います。
06
【感想文】
受講する前は、絵本の選び方すら分からず、絵本を仕事にしたいと思っているものの、どのようにしていきたいのかイメージもできませんでした。
絵本屋さん養成講座を受講する中で、まずは自分がどのような絵本屋さんになりたいのか、かなり明確になりました。また、自分が好きな絵やお話だからという根拠のない勧め方ではなく、子どもの発達面から、なぜ名作絵本なのか等、揺るぎない根拠をもって紹介できるように教えていただいたことで、私でも絵本を売ることができるかもしれないと思えるようになりました。さらに、ディスカッションを通して自分の考えを言葉にすることで、自分の考えを頭の中で整理したり、新しい視点を知ることができたりもしました。
これからは、少しずつ、自分のペースで活動していけたらいいなと思っております。
本当にありがとうございました!
07
【感想文】
自分が絵本屋さんになる具体的なビジョンが見えていませんでした。絵本に携わる者として、絵本について、もっと知りたい、学びたいという気持ちからの受講でした。
今回、東京で対面受講ができるにあたり、現在の仕事退職後について考えるようになりました。「絵本屋さんになる」ということが、夢物語ではなく、実現可能なことに思えてきました。
講座で示してくださった、小規模な絵本屋の基本姿勢の中でも、次の2点に惹かれています。
・販売方針は、「絵本を売るのではなく情報を売る」
・絵本を販売することを通して、人が集まりやすい場所をつくる。
小さなお子さんを抱えたご家庭に、発達段階や、それに応じた絵本についての情報を提供することで、子どもも大人も、ホッとする時間や場所を生み出すことにつながるのではないか。心豊かな生活の一助になるのではないか。そのために、自分に何ができるか、なにをしたいかを考えたときに、今まで培ってきた絵本の知識を生かす「情報を売る絵本屋さん」が現実味を帯びてきました。
目の前のお子さんに合った本を選ぶために、自分の目で判断でき、自分の解説を加えことができるようになるには、まだまだ学び足りないとも感じています。
一生学びだなぁと思うとともに、実際に絵本を手渡すために、仕入れから販売まで、実際に動き出す準備をしていきたいと思います。
08
【感想文】
「小さな平和のタネを蒔く事」この言葉を聞いて、なんだか腑に落ちた感じがしました。
絵本屋さん=本屋さんという捉え方をしていたので、より良い絵本を紹介し買ってもらえればいいのだと思っていました。
でも、絵本を通してその絵本の持っている意味を紹介し、解説し、理解してもらう。感じてもらう。その先に心の豊かさを育み、子供やその家族の中の平和を創り上げる手助けをする存在が絵本屋さんなのかなと、思いました。
大きく手を広げるのではなく、目の前のたった一人の子供とその家族のために何が必要なのかを考え、絵本を手渡していく。
まだまだ「小さな平和のタネを蒔く事」を実践できる自信はないけれど、この言葉を大事に信じて前に進めたらと思います。
09
【感想文】
書店や図書館に行くと各月齢の成長段階に合わせた絵本は山ほどありますが、その全てがより良い本とは言い難いことを、この講座を通して知ることができました。
講座内で紹介された絵本の中には私自身幼少期から繰り返し読んでいる本もあり、それはきっと知らず知らずのうちに、自分を満たし導いてくれている本だったということも知ることができました。
また必ずしも今の月齢にあった本でなくても、子どもはもちろん大人も、その時に必要な要素や気持ちに合わせてた絵本を選んでよいということ、自分の中にいる子どもの自分に読み聞かせることで、その気持ちを満たしてあげるということに、私自身救われた気がしました。
正直なところ、この講座を受けた理由として「ただ絵本が好きだから、絵本の知識を深めたいから」という理由で受講を決めましたが、
講座を受けるたびに絵本の持つ力とそれを生業とする絵本屋さんの重要性が果たして私に務まるのか、また絵本屋さんとして自分がどうしたいのかが見えないままです。
しかし、一人でも多くの子どもたちの心の平和を、家庭が笑顔溢れる場になるお手伝いはしたいという思いはあります。私に何ができるのか考え、この講座で得た知識を子どもたちのために活かせる術を見つけたいです。
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