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2022-04-01 17:22:00

絵本つくりワークショップ 2022年6月 開講のお知らせ

🚩2022年6月 開講のお知らせ🚩
📝絵本つくりワークショップ📝
開講前に、キックオフミーティング(説明会)開催!のお申込み受付開始いたします!詳細はこの後の記事をご覧ください☁️
📝『絵本つくりワークショップ』📝
✒︎「あなたが亡くなった後でも読まれる絵本を創ってください。100年読み継がれる絵本を目指すワークショップ」
✒︎開講主旨
近年の絵本は、10年前と比べても、デザインや奇抜さが優先された作品が評価され、子どもの心を潤すような文学性の絵本が消えていっているように感じます。また、現代の消費的な需要に適しているかが評価の基準になり、出版社もできるだけ早く製作し、売り切ることを目指すサイクルが加速しているように思えます。このような状況では、かつて名作として読み継がれた質の高い絵本はなかなか出てきません。名作の絵本とは、製作に必要な時間をかけ、構造を知り尽くした編集者によって何度も推敲されて生まれるものだからです。
 大人が絵本を手にするとき、「子どもだったらこれくらいでよい」「子どももきっと喜ぶ」「絵がきれい」そんな大人の視点を優先して判断しがちです。でも名作と言われる絵本を解体し分析すると、それだけではなく、子ども心の成長に沿った構造や言葉、また絵の描き方が存在します。そのエッセンスこそ、時代を超えて、文化の枠を超えても愛される普遍的な視点なのです。
私たちが開催するのは、ただ出版することを目的とする、自分の描きたいことを上手く描くための絵本ワークショップではありません。「100年読み継がれる絵本」を作るために必要な視点や構造を学ぶためのワークショップです。
作家や編集者、出版社が考えるのは、「如何に作品を世に出すか、如何に優れたものを作るか」であると思います。
一方我々、絵本専門店が心をくだくのは、その絵本が「実際にお客さまの元に届けて読まれるかどうか」「その本が大人になっても大切にされるかどうか」です。実際に手渡すのは我々専門店の領分です。ここが最も厳しく、最も責任が重い現場です。
今回の講座は、今まであまりなかったその絵本屋の視点から作品を考えるものです。
一時盛り上がり数年で忘れられる質の絵本があります。一方で作家が死んだ後も、子どもたちの間で読み継がれる絵本があります。我々が絵本と呼ぶのは後者の「100年読み継がれる絵本」です。
作り手として、是非、その視点を学んで、名作を作っていただきたい。そう願っています。
水が大地に染み込むためにはじっと浸透するのを待つ時間が必要です。6回に渡って、周りの方々の作品の変化を見ながら、焦らず自分の作品に向かい合っていただきたいと思います。
✒︎絵本つくりWS詳細✒︎
✒︎講師 
蓮岡 修(絵本屋きんだあらんど代表)
細江 幸世(フリー絵本編集者)
✒︎応募人数 15名
✒︎受講方法 
基本的にZOOMによる受講
※人数限定で「絵本屋きんだあらんど」で直接受講も可能です。
※ご希望の場合はお申込み時にその旨お知らせください。
✒︎参加費  
・6回連続 24,000円 (税抜き)
・作品提出なしでの受講 各回3,000円(税抜き)
※当店オンラインショップにてチケット購入制。
※ただいまWSのお申し込み 受付開始前です。
✒︎作品提出 
原画のカラーコピー5点以上、もしくはダミー絵本 (15 見開き 32 ページか 12 見開き 24 ページ ) を郵送してください。
※応募作品のご返却は致しませんので、必ずコピーかプリントアウトしたものをお送りください。
絵本テキストのみの場合、場面割りをしたテキスト作品を提出。
※作品締め切り 5月30日(月)
※お申込み、チケットご購入後お送りください。
※ただいまWSのお申し込み 受付開始前です。
✒︎スケジュール 
第一回 6月16日(木) 
19:30~21:30
『応募のあった絵本の合評と解説』
第二回 7月21日(木) 
19:30~21:30
『応募のあった絵本の合評と解説』
第三回 8月18日(木) 
19:30~21:30
『応募のあった絵本の合評と解説』
第四回 9月15日(木) 
19:30~21:30
『応募のあった絵本の合評と解説』
第五回 10月20日(木) 
19:30~21:30
『再提出された作品の合評』
第六回 11月24日(木) 
19:30~21:30
再提出された作品の合評』
《作品送り先・お問い合わせ先》
絵本屋きんだあらんど 
〒606-8354 京都府 京都市左京区頭町 351
tel 075-752-9275
mail kinderland.event@gmail.com

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