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2022-06-17 16:20:00

『海峡のまちのハリル』(三輪舎刊) 小林豊 絵本原画展 開催

『海峡のまちのハリル』(三輪舎刊) 小林豊 絵本原画展

 

会期:2022 年 7 月 3 日(日)~24 日(日) 水曜・祝日定休

※7/9、23 臨時休業

20世紀初頭、オスマン帝国の都・イスタンブルを舞台にした絵本『海峡のまちのハリル』

(末沢寧史・著/小林豊 ・絵/三輪舎・刊)の原画展を開催いたします。

 

profile

小林 豊 Yutaka Kobayashi

・・・1946 年、東京生まれ。立教大学社会学部卒業後、イギリス留学中に画家を目指す。

1970 年代初めから 80 年代初めにかけて中東やアジア諸国をたびたび訪れ、

その折の体験 が作品制作の大きなテーマとなっている。

主な作品に、『せかいいちうつくしいぼくの村』、『ぼくの村にサーカスがきた』、

『えほん北 緯 36 度線』、『えほん 東京』などがある。

 

【出版社より紹介】

「ぼくたちは、このまちで、であったんだ」

20世紀初頭、かつて世界の中心といわれたオスマン帝国が黄昏の時代を迎えていた。

その都である〈海峡のまち〉で、トルコ伝統のマーブリング紙〈エブル〉を

つくる職人の孫ハリルと日本人の貿易商の息子たつきが出会う。

 

「エブル」をつくる工房の家に生まれ育った少年ハリルは、

周囲の友だちは新設された学校へ行っているのに、

工房の親方である祖父のもとで下働きする毎日。

一方、日本からやってきた貿易商の息子たつきは、異国の不慣れな土地で折り紙遊びで暇を持て余している。

そんなふたりが海峡のまちで出会い、

友情を深め、おたがいの感性をとおして、この街に生きる自分を見つめ直していく――。

 

アジアを描かせたら右に出る者はいない、

『せかいいいちうつくしいぼくの村』の絵本作家・小林豊が絵を、

その弟子でトルコをフィールドに取材執筆を行なう末澤寧史が物語と文を担当。

師弟コンビが、20世紀初頭のイスタンブルを、生き生きと描く。

 

※手作業で表紙を加工しているため、表紙に貼ったシールや切手のデザイン、消印の位置が少しずつ異なります

 

 

 

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