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2026-03-09 16:31:00

大人のための絵本講座 卒業生の感想をご紹介 第3回 『現代の問題と絵本の役割』より no,2

🚩大人のための絵本講座
卒業生の感想をご紹介します

📕第3回 『現代の問題と絵本の役割』

✏️2024年受講生
 今回は、戦争やいじめ、障がい者問題、、、社会問題と絵本が、どのように繋がっていくのか、選んでいくうえでの注意点を教えていただき、どんな絵本が子ども達に寄り添える絵本なのかを考える良い機会となりました。

子どもが好きで、絵本が好きで、こども園での仕事や小学校でのお話会に参加していて、自分が絵本を選ぶ基準が"小さい時に読んでもらったから””この本好きだから”だけで終わらないように、他の人たちにも絵本の持つ力をちゃんと言葉で伝えたくていろいろな講座を受けました。

今回も、絵本を選ぶ基準を改めて考えながら、たくさんの絵本も紹介してくださり、世界が広がりました。

蓮岡先生の、「僕はこう思うんですよ」という言葉も大事だなと思いました。

私が何を選んで、何を伝えたいと思っているのか、という事も大切だなと思いました。

今回の講座のはじめのことばにある、
「絵本を伝えることを通して、より深い自分に出会っていく」。
これからも沢山の絵本に出会っていきたいと思っています。

✏️2025年 受講生
3回目の講座もありがとうございました。
今回は、人権に関わる大切なテーマでしたが、それだけに、どんな絵本を選ぶのかが難しいなと感じていました。

講座でもお話しいただいたように、
まず、子どもの目線に合わせて描かれているものか、他人ごとではなく自分とつなげて考えられるものか、自分の未来、自分の生き方・あり方につなげられるものか、希望を感じられるものか、等、いくつかの視点をいただき、考えるヒントになりました。

また、どの立場から描かれているものか、その絵本をどのように展開して(使って)いくのかも考える必要があることを意識させられました。

これらのテーマは、自分自身の中にもある「闇」を見つめ、絵本の問いかけに向き合う姿勢が自分にもなければ、子どもたちには手渡せないように感じました。

3回の講義を通して、絵本を読み・選ぶ、より深い視点をいただきました。
どうもありがとうございました。

✏️2025年受講生                  
今回は「戦争・人権・いじめ」という難しいテーマでしたが、参考文献に挙げられていた絵本を実際に読んで、絵本が戦争やいじめの根本にある人間の闇の部分を分かりやすく、かつ美しく伝えてくれていることに驚きました。4歳の息子は「あしなが」と「おひさまとおつきさまのけんか」が気に入った様子で、何度も読んで読んでと持ってきます。

「山おとこのてぶくろ」に対する回答もありがとうございました。物語の余韻は「心の闇を許す」という蓮岡先生の解釈でモヤモヤしていた部分が解消され、ますますこのお話が好きになりました。

子どもに良質な絵本をたくさん読み聞かせてあげたいけれど、どんな視点で選書してあげればいいのかずっと悩んでいました。

大人のための絵本講座にはそのヒントがたくさん散りばめられていて、大変勉強になりました。

今まで知らなかった素晴らしい絵本にも出会えて本当に良かったです。ありがとうございました。



✏️2024年受講生
  私たち大人は、学ぶべきことがたくさんあるなと、感じました。
 戦争経験のない私達が、本当に伝えなくてはいけないこと。希望を語る大切さ。
 私も、自分が戦争の何に反対しているのかを、問うてみた。
 『せかいいち うつくしい ぼくの村』
 『スイミー』が心に残る。

 いじめを描いた絵本では、『わたしのいもうと』が、聴いていて、苦しかった。
 自分にもある心の闇を知り、向きあうこと。いじめられた人の気持ちを感じ、共有していくこと。心を育てるのは、大人なんだ。

 高齢者、障害者との関係を描いた絵本。
 全てに、人を慈しむ心が大切なのだ。そのこころを育むのは、やはり、まわりの大人なのだ。

 毎日の暮らしの中で、教育の場で、こどもたちと あたたかな信頼関係をつくれるように。
 すべては、心。

 絵本は教育するものではなく、こころを導くもの。

 今回も、蓮岡先生のたくさんの大切なことばが、 語られていました。ありがとうございました。

 学生さんたちの感想も読めてよかったです。
 今後も、人権の話や昔話は、もっと続きを学んでみたいです。

2026-03-09 16:29:00

大人のための絵本講座 卒業生の感想をご紹介 第3回 『現代の問題と絵本の役割』より no,1

🚩大人のための絵本講座
卒業生の感想をご紹介します

📕第3回 『現代の問題と絵本の役割』

✏️2024年受講生
「「平和」は概念ではなく「実践」」「情熱のはけぐちにならないように」という言葉が印象に残りました。

今回のテーマの絵本は、読み聞かせボランティアのようなその場限りの出会いで子どもたちに読むのではなく、やはり担任の先生や親といった子どもたちと信頼関係が築けている中でじっくり語り合う時間を取って読むとよいと改めて思いました。

「戦争・平和」をテーマにした絵本を読むと「その時代に生まれなくてよかった」という感想が出ることがあります。選書と「何を一緒に語り合うか」について、大人がよく考える必要があると思います。

「生きるというのはいろいろな死に支えられている」という言葉もこれまでの人生をふり返って考えさせられました。ありがとうございました。

✏️2024年受講生
テーマがテーマだけに、ずっと眉間に皺を寄せながら拝聴していました。
絵本が軸の講座ではありますが、戦争、暴力のことをぐるぐる考える講座でした。

保育園児も年長くらいになると、ゲームやマスメディアの影響で「ロシアは悪い国だ」「爆弾でぶっ殺してやる」などと言った言葉を発する子どもも少なくありません。
共に生活をする大人として、この子達とどのような話をして、触れ合って、過ごしていくべきか、自分の中で明確な筋道を見つけ出せないでいます。

第1回講座の後に、卒園児も含めた親子に向けて『ちびゴリラのちびちび』を読みました。
読み終えた後、小学校1年生の女の子が「大きくなったら嫌われちゃうかと思った」と、安堵した表情で言いました。

「戦争はダメ、暴力は良くない」と伝えること以上に、身近な人たちが「ずっとずっと あなたが大好き」を日頃から伝えていくことの方が、はるかに大切。
と、感じた全3回の講座でした。

第3回の講座で紹介いただいた絵本は、職員同士で読んで対話したいです。

全3回にわたる講座の開講、ありがとうございました。

✏️2024年受講生
「平和は概念ではなく実践である」
この言葉の重みを考えました。

いいと思うこと、美しいと感じられるもの、かっこいい行動をひとつひとつ。
日常的にていねいに選択肢ながら行動していく、その積み重ねが子どもに戦争・暴力をしない智恵と強さが育っていく可能性がみえてくる。

そして、大人が闇の部分を無視していると子どもを導くことはできない。

「心は導いてあげるもの」という言葉もそうだなぁと思いました。

学校の授業や道徳の教科書でどうにかしようとするのには無理があって、日常のやりとりの中で丁寧にひとつひとつやっていくしか方法はないと感じられました。

ーーー
また、平和という言葉を口にしたり耳にしたりする時に生じる自分の中の抵抗感が何だったのか、谷川俊太郎さんの作品に感じた違和感が何だったのか等の無視できない感覚。

言葉で共有できる人はそう簡単にはみつからないけれど、感じている人は少なからずいて。ムードに迎合せず感じたことに素直でいようと思うことができました。

戦争絵本はただ読むのではなく、感じ方を子どもに任せるのではなく。
読み聞かせする機会があったとしたら、どんな心で、どんな風に、どんな言葉で何を共有するのか、やっぱり落ち着いて考えてから読みたいと思いました。

高齢者についても触れていただいたお陰で忘れていた課題に気づくことができました。

都会の子ども達は、高齢者とはどういう人達のことなのか、わからない世界になっている。高齢者にとってもそう。かろうじてSNSがカバーしている部分がある様子。
SNSは良い方にも悪い方にも大きく子どもの心を揺さぶりながら影響を与えていく。

その大きな波をどうやって制御していくのか。
押しつけではない方法で子どもの心を導くには、一緒に揺れることも必要で。
揺れて、話して、共に軸に戻る、といったていねいな関わり、時間と心のエネルギーをかけていく大人の根気が大切になってくるなぁと改めて思いました。

3回にわたって気づきの多い講座を本当にありがとうございました。

絵本は想像以上の力をもっていると気づけました。
たくさんの良い絵本も紹介してくださりありがとうございました。

2026-03-09 16:27:00

大人のための絵本講座 卒業生の感想をご紹介  第2回 『昔話絵本を楽しむ』より

🚩大人のための絵本講座
卒業生の感想をご紹介します

📕第2回 『昔話絵本を楽しむ』

✏️2024年 受講生
長年幼稚園教諭をしていました。

昔話を読むと子ども達が食い入るように夢中になる姿が嬉しくて、繰り返し読み聞かせをするようにしていました。
特に最近の子ども達は、流行りの絵本よりも昔話絵本の方が集中すると言いますか、真剣な眼差しになるのはなぜだろうとずっと思っていました。

今回の絵本講座で、昔話には、人間の行動の基準となる道理や真理が語られていて、子ども達に指針を与えているというお話がありました。

子ども達は人間として本能的にそのメッセージを受け取っているのだと考えると、あの子ども達の真剣な眼差しに納得がいきました。

私は今後、絵本や親子読書の大切さについて、保護者の方や読み聞かせボランティアの方、保育に携わる方々に伝えていきたいと思っています。どのようにお話すればよいか、また、伝える時に気をつけることや配慮することなどがあれば教えていただきたいです。


✏️2024年 受講生
昔話を久しぶりに愉しむことができました。
昔話は元々口伝だったという視点、なるほど言われてみればと面白く感じました。

欠乏を埋めるために努力し、智恵・機転を働かせ、信じて明るく逞しく生きていくこと。

ここ10年くらい子ども達が昔話から縁遠くなっているような気がしてならないのですが、とくに幼い頃に昔話を読んで聞かせることの大切さを改めて痛感しました。

幼い頃に触れていれば、少し大きくなっても、大人になっても昔話を味わえる。
一生の心の宝になると思いました。

昔話の様式や全体の構造を捉える読み方も大変興味深かったです。
1冊1冊のメッセージを深くキャッチするために有効な視点だと思いました。
だから落ち着くし安心感があるのだとわかりました。

『やまなしもぎ』最高だなと思いました。

ユングや神話からヒントを得ながら少しアカデミックに絵本からのメッセージを捉える試みにこれは「大人のための絵本講座」だなと思いました。

知っているといないとでは子どもへの読み聞かせの質、伝わるものが変わってくるのではないかなと思いました。

子どもと向き合う上で大切な土台のひとつだと感じました。

今回も絵本を深く読むための視点をたくさん頂きありがとうございました。

✏️2024年卒業生
 昔話の奥深さを感じました。
                         
 口伝で、ごろごろと転がっているうちに、角がとれて今の「昔話」になっている。
 たくさんのことばを集めて、手がかかっている。伝えたいことが、詰まっている。
 その伝えたいことを、知らずにいるのはもったいないと思った。

 昔話には、深い知恵や、どっしりとした道理がある。
 昔話は、私が思っている以上に、すごいものだ。
 昔話を、もっともっと、読んで、味わいたい。
 そして、こども達もにも、もっと知ってほしいと思う。

2026-03-09 14:08:00

大人のための絵本講座 卒業生の感想をご紹介 第1回 『絵本を伝える喜び その手法』より

🚩大人のための絵本講座
卒業生の感想をご紹介します

📕第1回 『絵本を伝える喜び その手法』より

✏️2025年受講生
「心はことばでできている」
私の心に一番響き、共感いたしました。
 長年専業主婦でしたが保育士として現場に戻り、15年ほどたちます。我が子に読むために童話館の配本をして親子で絵本を楽しんだ記憶が私の中の宝物の一つです。

若い保護者に接していると、なかなか子どもと上手にかかわることができない人が増えているように感じていました。まだしゃべらない赤ちゃんへ、声のかけかたもわからず孤立してしまう、、そんな姿を見ていたので、はじめに勤めたプレスクールでは、親子の触れ合いの一つとして絵本を読む、という事を進めてきました。

 今回の配信で、今まで私の中でなんとなく気に入っている絵本、絵と言葉のうつくしいものが、子どもの成長の中でなぜ必要なのかという事を、きっちり言葉で教えていただき、再確認できました。


✏️2024年受講生
絵本、主に児童向けの講座に学ぶ所満載です。
印象に残っているお言葉。
・鏡 窓 ドア 3ポイント
(とてもイメージしやすい表現だと思いました)

自分自身が描かれているか
素直な気持ちで無理なく共有できる
自分の素直な願望が描かれている
今後、絵本を味わいながら
自問自答をしてみようと思います。

心を震わせる気付きや共感
心の成長
大人と子どもが1冊の絵本で共有する時間が
あったとしたら、こんな幸せ(平和)な事は
ないのかもしれません。
そんな娯楽・文化を大切にしていきたいと思いました。


✏️2024年受講生
保育現場で絵本の読み聞かせをするにあたり今までは本屋さんや教育雑誌で年齢にあったオススメ絵本を参考にしたり、園での遊びの導入として使いやすい絵本を選んだり、個人的に気になる絵本を趣味でお迎えしていました。

その過程で絵本についての知識をもっと深めてこれからのキャリアに活かしたいと思い講座を受けさせてもらいました。

今回の名作絵本の見分け方のポイント”鏡、窓、ドア”がある事で間接体験できるか?という内容に出会い、心が震える感動が後に成長へと繋がり自分の気持ちが言葉へと変換されるという、絵本や安心出来る環境を周囲の大人の影響を受けながら知り、自分から気持ちを言葉として表せるようになる事を知りました。

私が聞いていて感じた絵本が「エルマーの冒険」でこれも安心感がある中でハプニングがありながらも冒険するにあたり何が必要なのか?と主人公を通して体験でき、最後にはちゃんと帰ってこれる内容で当てはまるなと思いました。

人間の特徴を知ったうえでそれぞれにあう絵本選び方を知り ストンっと今までの雑誌等で取り扱いされていたオススメ絵本がなぜ選ばれているのかが腑に落ちました。

私が保育を10年以上やってきた中で確かに子どもの成長スピードが昔と比べて違い、年齢よりも幼く感じる子が増えてきていると感じます。

その背景としては若い親で自分自身も気持ち面でまた未熟であったり大人になりきれていない事や家庭環境も含めて一概には言えないものの、親とのスキンシップや言葉のやり取りが足りていないと感じる事が多々あります。

今と違い昔はネット環境も普及しておらず寝かせつけは子守唄や絵本を聞かせて行い添い寝する時間もあったかと思いますが、今は忙しいから携帯を渡して親とのスキンシップよりもYouTube等を見る事が増え、夜は大人の時間帯と同じ11時頃に睡眠する子も多くなってきているのが現状なので より子ども達にとって愛されてると感じられるスキンシップや絵本というツールを通して安心感がわき、大人の言葉から気持ちを代弁できる言葉を知りそれを用いての振る舞いや心の整理をしていけるように周りの大人が関わらないと行けないと実感しました。


✏️2024年受講生
大人のための絵本講座 第1回目をありがとうございました。現在、絵本屋さん養成講座(基礎編 東京第一期)を受講中でもあります。
 今日も大変、興味深いお話でした。
 名作絵本とは。
 名作絵本をみる3つのポイントとは。
 子どもの発達に沿った絵本選び。どれも興味深く聴きました。
 
 悲しい事件が、多い昨今。いじめ。暴力。
そこにある語彙力の低下、、。ことばは精神をつくる。ことばの力、絵本の力を信じてやみません。

 発達のピラミッドでは、0歳がベースにあって、0歳の上に1歳の心、その上に2歳の心、、と上へ上へと重なっていく。発達は消えない。年輪のように大きくなっていく人間のこころ。そこの部分に、ちゃんと、問いかけていくのが絵本。
 ことばの大切さと、絵本の奥深さを感じます。思っていた以上に、「絵本」の存在は大きい。
 美しいものを手渡しできる人となれるように、自身の内面を豊かにしなくてはと思いました。そして、知識だけが大きくなるのではなく、「ういういしい気持ち」、「これよかったよ。」と、素直に気持ちよく感動できる心で。

 今日も、蓮岡先生からたくさんのことばを浴びて、濃い2時間でした。
学ぶことは楽しいです。ありがとうございました。

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