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2026-03-09 16:29:00
大人のための絵本講座 卒業生の感想をご紹介 第3回 『現代の問題と絵本の役割』より no,1
🚩大人のための絵本講座
卒業生の感想をご紹介します
📕第3回 『現代の問題と絵本の役割』
✏️2024年受講生
「「平和」は概念ではなく「実践」」「情熱のはけぐちにならないように」という言葉が印象に残りました。
今回のテーマの絵本は、読み聞かせボランティアのようなその場限りの出会いで子どもたちに読むのではなく、やはり担任の先生や親といった子どもたちと信頼関係が築けている中でじっくり語り合う時間を取って読むとよいと改めて思いました。
「戦争・平和」をテーマにした絵本を読むと「その時代に生まれなくてよかった」という感想が出ることがあります。選書と「何を一緒に語り合うか」について、大人がよく考える必要があると思います。
「生きるというのはいろいろな死に支えられている」という言葉もこれまでの人生をふり返って考えさせられました。ありがとうございました。
✏️2024年受講生
テーマがテーマだけに、ずっと眉間に皺を寄せながら拝聴していました。
絵本が軸の講座ではありますが、戦争、暴力のことをぐるぐる考える講座でした。
保育園児も年長くらいになると、ゲームやマスメディアの影響で「ロシアは悪い国だ」「爆弾でぶっ殺してやる」などと言った言葉を発する子どもも少なくありません。
共に生活をする大人として、この子達とどのような話をして、触れ合って、過ごしていくべきか、自分の中で明確な筋道を見つけ出せないでいます。
第1回講座の後に、卒園児も含めた親子に向けて『ちびゴリラのちびちび』を読みました。
読み終えた後、小学校1年生の女の子が「大きくなったら嫌われちゃうかと思った」と、安堵した表情で言いました。
「戦争はダメ、暴力は良くない」と伝えること以上に、身近な人たちが「ずっとずっと あなたが大好き」を日頃から伝えていくことの方が、はるかに大切。
と、感じた全3回の講座でした。
第3回の講座で紹介いただいた絵本は、職員同士で読んで対話したいです。
全3回にわたる講座の開講、ありがとうございました。
✏️2024年受講生
「平和は概念ではなく実践である」
この言葉の重みを考えました。
いいと思うこと、美しいと感じられるもの、かっこいい行動をひとつひとつ。
日常的にていねいに選択肢ながら行動していく、その積み重ねが子どもに戦争・暴力をしない智恵と強さが育っていく可能性がみえてくる。
そして、大人が闇の部分を無視していると子どもを導くことはできない。
「心は導いてあげるもの」という言葉もそうだなぁと思いました。
学校の授業や道徳の教科書でどうにかしようとするのには無理があって、日常のやりとりの中で丁寧にひとつひとつやっていくしか方法はないと感じられました。
ーーー
また、平和という言葉を口にしたり耳にしたりする時に生じる自分の中の抵抗感が何だったのか、谷川俊太郎さんの作品に感じた違和感が何だったのか等の無視できない感覚。
言葉で共有できる人はそう簡単にはみつからないけれど、感じている人は少なからずいて。ムードに迎合せず感じたことに素直でいようと思うことができました。
戦争絵本はただ読むのではなく、感じ方を子どもに任せるのではなく。
読み聞かせする機会があったとしたら、どんな心で、どんな風に、どんな言葉で何を共有するのか、やっぱり落ち着いて考えてから読みたいと思いました。
高齢者についても触れていただいたお陰で忘れていた課題に気づくことができました。
都会の子ども達は、高齢者とはどういう人達のことなのか、わからない世界になっている。高齢者にとってもそう。かろうじてSNSがカバーしている部分がある様子。
SNSは良い方にも悪い方にも大きく子どもの心を揺さぶりながら影響を与えていく。
その大きな波をどうやって制御していくのか。
押しつけではない方法で子どもの心を導くには、一緒に揺れることも必要で。
揺れて、話して、共に軸に戻る、といったていねいな関わり、時間と心のエネルギーをかけていく大人の根気が大切になってくるなぁと改めて思いました。
3回にわたって気づきの多い講座を本当にありがとうございました。
絵本は想像以上の力をもっていると気づけました。
たくさんの良い絵本も紹介してくださりありがとうございました。
