ぶっくくらぶ【休止中】
12歳ごろ配本例
4月『鹿の王(上下巻)』
3,456円
4月『鹿の王(上・下巻)』※画像は上巻です。
作:上橋菜穂子
角川書店
(出版社より紹介文)
強大な帝国から故郷を守るため、死兵となった戦士団<独角>。
その頭であったヴァンは、岩塩鉱に囚われていた。
ある夜、犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。
その隙に逃げ出したヴァンは幼い少女を拾うが!?
5月『リトル・トリー』
1,944円
『リトル・トリー』
作:フォレスト・カーター
訳:和田穹男
めるくまーる
(出版社より紹介文)
【第1回ABBY賞受賞】
美しい自然のなか、両親を亡くした5歳の少年は祖父母の愛情に包まれてインディアンのライフ・スタイルと精神性を学んでゆく。
優しさと痛みとユーモアにあふれたこの物語は、きわめて素朴な語り口ながら、魂の最深部からの共感を呼び覚ましてくれる。
(書店人が売ることに最も喜びを感じた本/アメリカ)
6月『パパの電話を待ちながら』
1,512円
『パパの電話を待ちながら』
作:ジャンニ・ロダーリ
訳:内田洋子
講談社
(出版社より紹介文)
ようこそ不思議な童話の世界へ シュールでポップ、そして愛がいっぱい!
60年代イタリアから時を超えてあなたへの直通電話。
20世紀イタリアを代表する作家の代表作を大人に向けて。
7月『海辺の王国』
1,512円
『海辺の王国』
作:ロバート・ウェストール
訳:坂崎麻子
徳間書店
(出版社より紹介文)
ガーディアン賞受賞
1942年夏。空襲で家と家族を失った12歳の少年ハリーは、イギリスの北の海辺を犬と共に歩いていた。
わずかな食べ物を犬とわけあい、親切な人や心に痛みを抱えた人、残酷な歪んだ人など、さまざまな出会いをくぐり抜けるうちに、ハリーが見出した心の王国とは…?
「児童文学の古典となる本」と評された、実力派作家晩年の代表作。
8月『温室デイズ』
1,404円
『温室デイズ』
作:瀬尾まいこ
角川書店
(出版社より紹介文)
宮前中学は荒れていた。
不良たちが我が物顔で廊下を闊歩し、学校の窓も一通り割られてしまっている。
教師への暴力は日常茶飯事だ。
三年生のみちると優子は、それぞれのやり方で学校を元に戻そうとするが……。
9月『真夜中の電話』
1,728円
真夜中の電話』
作:ロバート・ウェストール
訳:原田勝
徳間書店
(出版社より紹介文)
年に一度、真夜中に電話をしてくるのは、もう何年も前に死んだはずの女だった…(「真夜中の電話」)。
恋人とともに突然の吹雪に巻きこまれた少年は…?(「吹雪の夜」)。
英国の児童文学を代表する作家であり、短編の名手としても知られたウェストールの、珠玉の短編9編を集めました。
第二弾『ウェストール短編集 遠い日の呼び声』も併せてお楽しみください。
10月『家族で楽しむ自給自足』
1,728円
『家族で楽しむ自給自足』
文:新田穂高
絵:竹嶋浩二
文化出版局
(出版社より紹介文)
親子で始める自給自足の第一歩からを、すてきなイラストで展開。
カレーライス用の野菜を育て、川や海で食べ物を得る。
そんな戸外活動を通して、少しずつ、食べたり着ることの大変さを知りたい。
11月『たそがれ 不知の物語』
1,620円
『たそがれ 不知の物語』
文:朽木洋
絵:山内ふじ江
福音館書店
(出版社より紹介文)
中学校の古いプールに棲みついてしまった高貴な血筋の河童、不知を河童界に連れもどすため、八寸は人間界に遣わされる。
再会した麻の協力で、八寸は不知を説得するが…。
12月『思春期』
1,512円
『思春期』
作:小手毬るい
講談社
(出版社より紹介文)
「未来が明るい、なんて、だれが決めたのでしょう。」「若さはすばらしい、なんてだれが決めたのでしょう。」―。
「行きたくない場所は、学校」そして、家に帰っても「ふすまのような扉がついている勉強部屋に逃げ込む」毎日。
「自分には価値がなく、生きていてもしかたがないのでは」という暗い気持ちで日々を送る中学生の「わたし」。
不安、後悔、劣等感、秘密、孤独、嫉妬、自己嫌悪―。小手鞠るいが描く直球思春期小説。
1月『ふたり★おなじ星のうえで』
1,512円
『ふたり★おなじ星のうえで』
文:谷川俊太郎
写真:谷本美加
絵:塚本やすし
東京書籍
(出版社より紹介文)
谷川俊太郎が世界の子どもたちへ慈しみをこめてつくった感動の絵本。
インドの少女の摘んだ綿花が、日本でシャツになって着られるまで。
遠くへだたったふたりの心に通いあう温かな思いを描く。
2月『ジョコンダ夫人の肖像』
2,268円
『ジョコンダ夫人の肖像』
作:E・L・カニグズバーグ
訳:松永ふみ子
岩波書店
(出版社より紹介文)
永遠の謎を秘めた名画「モナ・リザ」。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、なぜ、フィレンツェの名もなき商人の妻ジョコンダ夫人の肖像を描いたのだろうか。
その鍵は、レオナルドの徒弟サライがにぎっている。
3月『猫の帰還』
1,728円
『猫の帰還』
作:ロバート・ウェストール
訳:坂崎麻子
徳間書店
(出版社より紹介文)
スマーティー賞受賞
出征した主人を追って旅を始めた黒猫は、戦禍のイギリス各地でさまざまな人と出会う。
戦争によって歪められた人々の生活、絶望やくじけぬ勇気が、猫の旅によって鮮やかに浮き彫りになる。
厳しい現実を描きつつも人間性への信頼を失わない、感動的な物語。
戦争児童文学の第一人者ウェストールによる忘れがたい作品。